こんにちは、ふぁむ(Famlog19)です。
今回はコールドリーディングや会話術等で紹介されている「アンビバレンス」を簡単のご紹介します。
ちなみに私ふぁむですが、毎月15冊の本を読んでいる変わり者です。色々な分野に興味があって勉強しています。その中で、皆さんの生活を変えるような知識をご紹介しています。よろしくお願いします。(笑)
今回の引用本は、石井裕之さんが書いている「一瞬で信じ込ませる話術〜コールドリーディング」です。石井さんは催眠療法等を駆使して人々の悩みを解決したり、モチベーションをあげたりするセラピストとして活躍されています。
・一瞬で信じ込ませる話術コールドリーディング
さて、「アンビバレンス」を理解していると、「すごい!本当の私をわかってくれる!」みたいに本質を見抜く力があるやつという印象を相手に与えることができます。特に難しいことではないので、ぜひ試してみて下さい。
アンビバレンスって何?

アンビバレンスとは、全ての人が持っている「二面性」を表しています。
つまり、明るい人という印象の人は、「暗い一面」も持ち合わせていますし、逆におとなしい印象の人は「明るい一面」も持ち合わせているということです。
明るく社交的で元気いっぱいという感じの人に、
「開けっぴろげに見えるからって、みんな平気できついことを言うじゃないですか?でも、あなたって、そう言うちょっとした言葉で実はすごく凹んじゃうところがあるでしょう?」
といえばほとんどの場合ヒットします。

私たちの性格はブレンディですし、天使と悪魔が存在していますよね。まさにそんな感じで、表と裏が共存しているんですよね。
こんな感じ。
- 外交的で愛想がよく、付き合いがいい時もある反面、内向的で用心深く、引きこもってしまうことがある
- 外見は自信があるように見えるけれども、心の中はくよくよしたり不安になってしまう面がある
褒められやすいのは「表」に出てくる面
さて、みなさんが相手を褒めるとしたら、どの部分を褒めるでしょうか?
おそらくですが、最初に受けた第一印象を褒めると思います。明るい人であれば、「明るくてハキハキしているね!」だったり、おとなしい人であれば、「落ち着いていて安心するね!」と褒めるはずです。
もちろん間違い無いですし、何も問題はありません。ですが、このような褒め方だと「みんな一緒の褒め方」になるので印象は薄くなります。
表面上のことは言われることが非常に多いので、特に印象に残りません。
よく「美人に美人って言っても印象に残らない」って言いますよね。普段言われていることを言っても「みんなと同じ」という群衆の仲間入りをしてしまいます。
なので、みんなが言うことと少し違っていて、かつ相手が嬉しいものを選択したときに「印象に残る」ことができるのです。
ここで「アンビバレンス」を活用すると、

ってなります(笑)
褒めるべきは表に出てこない「裏の面」
さて、アンビバレンスを使って褒める場合を見て行きましょう。
例えば、明るくて陽気でいつも周囲を明るくしている人に対しては、

このように、表には出てこない裏側の部分を褒めてあげます。人間は、表に出さない裏の自分を本当の自分と思い込むことが分かっているので、「え!?!?なんでわかるん!?!?」ってなります。
逆に「落ち着いていて大人しい人」に対しては、

このように言うと良いですね。かなり印象的です。
アンビバレンスを活用すると「見る目があるやつ・印象に残るやつ」になれる!

このように、人間はみんなコインの表と裏、天使と悪魔のように二つの面を持っています。「表」に現れてくる部分ではなく、「裏」の部分に焦点を当てると、ほかの人とは違った印象を与えることが可能です。
「こいつは人のことをよく見ている」
「この人は私の本当の姿を見てくれている」
「この先輩は私のことをよく見てくれている」
という部下や上司へのアプローチ、好きな人へのアプローチとして友好的です。是非、円滑な人間関係のきっかけとして一度試してみて下さい!

・一瞬で信じ込ませる話術コールドリーディング