こんにちは、趣味男(hobby___man)です。
今回紹介する本は、苫米地英人さんの「一瞬で相手をオトす洗脳術」です。
KindleUnlimitedで無料になっていたので読んでみました。苫米地英人さんの本は複数冊読ませていただいています。
この本では、自分に相手を「一目惚れ」させたり、「信頼できる相手」のように見せたり、「楽しい相手」だと思わせるテクニックが載っている本です。
こんな方におすすめ
- 一目惚れさせたい相手がいる人
- 相手からの信頼を得たい人
- 一緒にいて楽しい人だと思われたい人
ポイントは『リラックス』×『眼球運動』
苫米地英人さんは脳機能科学者としての肩書きもある人物です。世界的に有名なコーチングプログラムを作成したルータイスさんとも一緒に仕事をしていた経歴もあり、脳を活用して自分自身の夢を叶えたりすることに関して、多くの本を出しているイメージがあります。
気功に関しても精通しているようで、何冊か出版していました。数冊読みましたが、言っていることは一貫しています。読んだことない人は是非読んでみることをオススメします。
まずは変性意識状態になり、『リラックス』すること
本題ですが、苫米地さんは本の中で『変性意識』という言葉をよく使います。どうやら、催眠術等にかかっている人が入る状態のことのようで、要するにトランス状態と言い換えても良さそうです。
変性意識の入り方については『逆腹式呼吸』を用います。息を吸う時にお腹を凹ませて、息を吐くときにお腹を膨らませるという腹式呼吸の逆なので逆腹式呼吸というわけですね。
逆腹式呼吸を行うことで体全体をリラックスさせて、変性意識状態に入りやすい状態を作るようです。
そして、変性意識になっている状態で『楽しい気持ち』『最高に嬉しい気持ち』という情動を自分自身でキープします。
そうすると、次第に相手も変性意識になり、自分自身がキープしている『楽しい気持ち』『最高に嬉しい気持ち』という情動が相手にも伝播するというのです。
その前に、呼吸を相手と合わせたりする必要があるようですが、詳しくは本を読んでみることをオススメします。
相手の視線を動かせる技術
さて、その次ですが、相手の目線を無意識に動かせることによって術にはめていきます。術って言うと怖いですね(笑)
言葉でトランスへ誘導していくことは本書ではオススメしていないようです。言葉で誘導していく催眠術で有名なのは『ミルトン・エリクソン』さんですが、興味がある人は以下のリンクに私が読んだ本の書評を載せておきますのでよかったらどうぞ。面白かったですよ!
→読書録No.4:ミルトンエリクトンの催眠療法入門
さて、本書では言葉を使った誘導はお勧めされていませんが、理由は言葉を使うとバレてしまうからだそうです。あくまでバレずに行おうということですね。なんか危ない(笑)
そこで、苫米地さんはバレないように目線で相手を落とそうというのです。
眼球の運動は脳と密接につながっているようで、レム睡眠時に眼球が動いてしまうのは、脳の情報を整理している間に送られる電気信号が、眼球近くを通っているからだそうです。
眼球運動はトラウマ軽減の治療にも使われていたこともあり、眼球はかなりの情報を私たちに教えてくれるそうです。まあ確かに、目は口ほどに・・・なんて言いますしね(笑)
さて、相手の目線を動かす方法ですが、
-
- 相手の目と目の間に焦点を合わせる
- 焦点を前後にずらす
これだけのようです。相手の目を交互に見る方法もあるようです。練習方法としては、
-
- 地面と平行に腕を伸ばし親指を立てる。
- 親指に焦点を合わせる。
- 奥のもの、親指、手前のもので焦点を交互に合わせていく
こんな感じの練習方みたいです。意外に簡単(笑)
そこで、相手の眼球を無意識に動かしてあげながら、自分自身のことを刷り込んであげる。さらに変性意識状態に導き、楽しい情動を呼び起こさせる。
これが相手を落とす方法の肝みたいですね。詳しくは本書を読んでみて下さいね!
実際に効果はあるのか?
こればっかりは実践しかないですが、ごめんなさい。私自身使う場面がなく使いませんので、実践もできないと思います。もし実践して効果があった場合はコメントくれると嬉しいです。
ただ、何度か使おうと思って実践してみると、『目線の動き』に関しては練習が必要だなと感じました。意外に難しいです。
ただ、リラックスして楽しい気分でいるというのは普通に効果があります。それはそうですよね、楽しい人の周りにいれば周囲の人も楽しくなるはずですから(笑)
個人的には目線のことは考えなくても、自分自身が『楽しい気持ちでいる』ということを意識するだけで効果は少なからずあるのではないかなーと思いました!
読んだ本等の感想をTwtterでも配信していますので、よろしければフォローしてみて下さい!皆さんが楽しくなるような本を紹介できればと思っています!
それではまた!
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