こんにちは、ふぁむ(Famlog19)です。
2019年、毎月15冊〜20冊くらいの本を読んでいました。主にビジネス書です。年間にすると、約200冊読書したことになります。
「読書って人生変わるの?」なんて漠然とした疑問を持っている人がいると思うので、1年間200冊読んで人生で変わった7つのことについてお話ししていきます。
結論から、申し上げると「人生は変わった」と思います。間違いなく。
読書の効果もお金と同じで複利的に増えていきます。最初は大きな変化を及ぼしませんが、段々と得た知識たちがリンクし始めて、世界が全く違ったように見えてきます。
それでは、読書をすることで変化した7つのことについてお話ししていきます。
目次
年間200冊読書して人生で変化した7つのこと

主に私が読んでいたジャンルは「ビジネス書」です。店頭に並んでいる本の中から面白そうなものを選んで読んだり、Amazonで高評価本を見つけるととにかくポチるという生活をしていました。
空き時間はとにかく読書をしていました。10分の休憩中にも読書するくらい本中心の生活でした。最近出たビジネス書はほとんど読んだんじゃないかな・・・(笑)
まずは、変化した7つのことをざっと挙げていきます。
- 思考が揺れて、「自分の頭で考えること」に落ち着く
- 少しずつ人と感覚がズレていく
- 一瞬尖って、地に足がつく
- 徐々に挑戦するようになる
- 感謝の念を持つようになる
- 大事なものに気づく
- 頭が良くなるというよりは、思考の幅が広がり、物事をみる角度が変化する
一つずつ詳しくお話ししていこうと思います。これをみて、「読書悪くないやん!」とおもったら、始めてみてください。

1、思考が揺れて「自分の頭で考えること」に落ち着く。
基本的に読書後は、「直前に読み終えた本」の影響を受けます。堀江さんの本を読み終えた後なら、「会議なんていらねーだろ!」みたいな思考に偏りがち。何でも合理的に考えて感情を排除した結論を出しがち。(笑)
これを「思考が揺れる」と表現しています。本来の自分の考えとは別の人格が写り込んでいる状態ですね。おそらく、読む冊数が少ないとこの「思考の揺れ」が大きく、偏った思考になります。
「ロジカルシンキング」の本を読んだ直後は「ロジカル」に物事を考えようとするし、「ラテラルシンキング」読んだ後は自由に物事を考えようとします。
ですが、年間200読むと、思考にバランスが生まれ、結論「自分の頭で考えて人生をデザインする」というところに落ち着きます。
あくまで本に書いてあるのはその人の考えであったりするわけなので、正解はあり得ません。もう一度言います。正解はあり得ません。
数字で示されているデータをもとに思考を形成するべきだと思いますが、もちろんそれが全てではない。人間には「感情」がありますからね。
それ故、判断を誤ったり合理的な判断ができない状況が生まれるわけです。(行動経済学的にいうと、バイアスがかかるってやつですね。)
結局は、「自分の頭で考えるしかないんだな」というところに落ち着きます。そうすると、今まで蓄えた読書での知識がストックとしてあるので、割と正しい判断ができるようになります。
自分の人生をデザインする力も身についているので、ぐっと生活が楽しくなります。
2、少しずつ人と感覚がズレていく
人と感覚がズレます。行動面からも人と違う行動をとるようになります。
- ブログやってる
- 毎月15冊本読む
- 毎日筋トレしている
- 趣味が5個くらいある(バスケスノボスケボキーボードブログ)
周囲を見渡すと、こんなやついないんですよね。読書したことがきっかけで始めたことだと(私は)思っているので、すべの原点は読書にあります。
最初は「少しの違い」ですが、1年間でもこれだけ人と違う行動をとるようになりました。これ、5年とか続けたらどうなるんですかね?(笑)
私でも想像はつきませんが、いまよりももっと幸せな生活ができるような気がしています。何があるか分かりませんが、このように「自分の人生に責任を持てる」ようになったのは、間違いなく読書のおかげです。
3、一瞬尖って、地に足がつく
一瞬尖ります(笑)特に、「読書を始めて2ヶ月〜3ヶ月くらい」の時期ですかね。
俺は他のやつとは違う。「読書してるからハイスペ人間なんだ!」と勘違いします。そして半年過ぎたところから「尖り」の部分が消え、徐々に丸くなっていきます。
これは、「他の人に足並みを揃えるようになる」のではなくて「他人を認められるようになる」からです。「なるほど、この人はそういう風に物事を見るのか・・・」「そういう見方があるのか!」と批判ですら肯定的に捉えられる思考の幅を持つことができます。
そして、「得た知識を使って誰かを助けたい!」という謎の欲求にかられます。私がブログを始めたのもこのあたりからだったんじゃないかな・・・。
ビジネス書によく出てくるのは「行動しなきゃ人生変わらん」という言葉なんですよね。この言葉が徐々に浸透してくて、学んだことをアウトプットしようとします。行動をベースで考えるようになります。

4、徐々に挑戦するようになる
挑戦することが増えます。「行動が大事」ということがわかってくるので、自分自身の「経験」に投資をするようになります。体験することに貪欲になるので、アクティブな趣味も増えていきます。元々国体バスケの選手に選ばれるくらいバスケットボールは大好きだったので、それを軸に「スノーボード」「スケートボード」おまけに「キーボード」まで始めました。
本業でも「挑戦」することが増え、もちろん失敗もその分増えるんですが、人生に対して「やりがい」を感じるようになります。
この辺りになると「周囲」と差が開き始めます。少しずつ挑戦を試みる自分と現状維持を望む友人や同僚。自分に対して圧倒的な自信を抱き始める時期も、「挑戦」が増えてきた時期と重なります。
5、感謝の念を持つようになる
「感謝すること」の重要性を学びます。どんなビジネス書にも必ず出てくる「感謝」の項目。まるで洗脳されるかの如く何回も目にするので、自然と大事なことという認識が身につきます。
ですが、読んだだけだとイマイチピンときません。
ただ、人生には何回も「感謝するポイント」は存在しています。「母の日」「父の日」「友人の誕生日」などなど。特別な日ではなくても「だれかに何かをしてもらった時」に感謝を感じるはずです。
この時に感じる気持ちを、より自分の中で強く感じて噛み締められるようになります。感謝に「気づく」ことができるんです。
個人的に「感謝の念」はみんなの中にあると思いますが、感謝を感じない人は「感謝」という念がないのではなくて、単純に感じるアンテナがへし折れてるだけです。大丈夫、読書で治せます。
読書だけではピンとこなくても、自分の体験を重ねることで「感謝の大切さ」に気づき、感謝こそ豊かさを象徴する感情であることに気がつくはずです。
6、大事なものに気づく
大事なものに気が付きます。そして「大事なものは思っているよりもかなり少なく、そして自分が思っているよりもすごく大切なものであること」に気が付きます。
これもビジネス書の中にでてくる考え方なので、徐々に洗脳されていきます(笑)
洗脳といっても、自分の頭で考えられるようになっていくので「これ違くない?」という判断ができるようになっていきます。
情報の取捨選択能力は段違いで上がっていくでしょう。その中で「本当に大事なものを見極める力」が身についていきます。

7、頭が良くなるというよりは、思考の幅が広がり、角度が変化する
残念ながら、「頭が良くなった」感覚はあまりありません。IQとかは上がってないと思います。ですが、思考の幅が広がり、物事を見る角度に変化がつきます。
話をしている時も、「頭の中に木」のようなものがイメージできるようになります。「結論」があり、「主張」があり、「根拠」がある。この人の言いたいことは「これ」なんだな!
と、会話の理解もスムーズになっていきます。

こんな感じ。
思考の幅も持てるようになるので、「他社の意見に共感」できたり、「弱点を見抜いたり」することができるようになっていきます。
弱点というのは、根拠がダブっていたり説明漏れがあったりする部分ですね。頭の中で全体像をイメージしながら話を聞くことができるので、話の要点や言いたいことが「スッと」頭に入ってきます。この辺りから会議で発言することにビビらなくなります(笑)
結論:読書によって人生は徐々に変化していく。少しずつ前進する。

読書によって人生は変わります。今回は私自身の体験談になってしまいましたが、「ビルゲイツ」や「ウォーレンバフェット」というビッグな方々も良く読書する読書家として有名です。
読書は人生を大きく変える可能性を秘めた行為です。少しずつでもいいので、ぜひ日常に読書を取り入れてみて下さい。
最後に振り返ります。
- 思考が揺れて、「自分の頭で考えること」に落ち着く。
- 少しずつ人と感覚がズレていく
- 一瞬尖って、地に足がつく
- 徐々に挑戦するようになる
- 感謝の念を持つようになる
- 大事なものに気づく
- 頭が良くなるというよりは、思考の幅が広がり、角度が変化する
