簡単に内容まとめました!『反応しない練習』 著:草薙龍瞬

 

こんにちは、けちろー(Kechiro1919)です。

 

今回は、著:草薙龍瞬さんの『反応しない練習』について書いていきたいと思います。

 

 

 

オススメユーザー

・人間関係の悩みで潰れてしまいそうな人
・日頃よく不安になる人
・毎日、自分はこのままで良いのかという焦りがある人

 

上記のような悩みを持っている人にはオススメの本です。

 

この本を読み終わった後に、『自分の悩みや不安や焦りは妄想』であることに気付き、心がすっと軽くなります。
また1から始めようと決意を新たにすることが可能です。

 

本書は、いわゆる自己啓発本とは少し違う印象です。
もちろんメンタル面の内容ですが、『良い人生を歩むためには必要不可欠な本質』に気づかせてくれるような本です。
オススメユーザーを上にあげましたが、個人的にはみんなに一度は手に取ってもらいたい本になっています。

 

それでは、内容に進んでいきましょう。

 

 

この本の目的とは?

 

この本の目的は、

 

・悩みを解消する「ブッタの考え方」を原始仏教に学ぶこと。

・ブッタの考え方を学んで、「どんな日常であっても、イタヅラに反応しない」「悩みを正しく考えて解決する」毎日を目指す。

(一部抜粋、一部変更)

 

ということです。

 

つまり、『ブッタの考え方を学んだ上で、それを日常の生活へ生かして日常の充実度・幸福度をあげていこう!!!』
という方向性でお話が進んでいきます。

 

引用も豊富で、『原始仏教』から様々な教訓が紹介されています。
ブッタの入門書としても、全体像を掴むのにもってこいです。

 

時間がない人のために!要点まとめました。

 

 

『本なんて読んでる時間はねえよ!!!』

 

という人のために、ざっくりと内容をまとめていきます。
もっと深く知りたいという方は、是非本書を手に取ってみて下さいね。

 

 

大前提として、「生きていれば辛いことがある」という事実を認める

 

 

よくあるポジティブ論として、『もっとものごとの良い面をみよう!』『辛いことなんてない!全部楽しい!うは』なんてものを見かけますが、ブッタの考えはそうではありません。

 

まずは、「生きていれば辛いことがあるんやで」という事実を認めるところから始まります。

 

 

道を生きる者よ、生きることは苦しみなのだ。老いること、病にかかること、死、は苦しみである。厭わしい者と出会うこと、愛する人と別れなければならないことも苦しみである。求めるものを得られないこと、ままならない人間の心もまた、苦しみである。

ーブッタ最初の説法 マハーヴァッカよりー

 

 

しかし、だから諦めろとは言いません。
そんな苦しみや悩みを解決する方法があると、ブッタは説いています。

 

生きることは”苦しみ”が伴う。
苦しみには”原因”がある。
苦しみは”取り除く事ができる”。
苦しみを取り除く”方法”がある。

ーサルナートでの五比丘への開示 サンユッタ・二カーヤー

 

これは、「何かを信じれば救われる!」といった宗教とは全く違います。
「こう考えれば、悩み・苦しみを抜け出せる」というシンプルな思考法です。

 

本書には、その方法が書かれています。
簡単にご紹介します。

 

 

まずは、正しく理解しよう

 

 

まずは、『自分の悩みを正しく理解する』ところから始めます。

 

私たちは『反応』はしますが、中々心の中を『理解』しようとはしません。

 

嫌な事があったりしたら、すぐにイラっとしたり、表情をゆがめたり、感情に反応していますよね。
これではいつまでたっても感情に振り回されてしまいます。

 

まずは、『反応』せずに、心の状態を『理解』する習慣が大切です。

 

 

心の状態を理解するために有効な3つの方法

 

 

心の状態を把握する有効な3つの方法として、3つ挙げられています。

 

・心の状態を言葉で確認する(ラベリング)
・体の感覚を意識する
・頭の中を分類する

 

 

 

・心の状態を言葉で確認する(ラベリング)

 

心の状態を言葉で表すことによって、自分の感情を客観視する事が可能になります。

 

行動に関しても同じです。

 

『私は今歩いている』
『パソコンでタイピングしている』
『掃除機をかけている』

 

このように、自分の行動を言葉で表す習慣をつけましょう。

 

そうすると、『反応』から抜け出す事ができます。
『反応』から抜け出せば、徐々に心は落ち着きを取り戻していきます。

 

 

 

・体の感覚を意識する

 

日常で感じる「感覚」を意識する方法です。
椅子に座っているのであれば、座っている椅子と接触している皮膚の感覚を感じてみましょう。

目をつむり、空気が鼻を通り抜ける感覚や、お腹が膨らむ感覚をありのままに感じて下さい。

 

『瞑想』や『マインドフルネス』と似ていますね。
これは、ブッタが生きていた時代は、これらの方法は『サティ』と呼ばれていました。

 

これらを実践すると、心の『反応』が徐々にやんでいき、深い落ち着きと集中が可能になります。

 

 

 

・頭の中を分類する

 

自分の感情や行動にラベルを貼る行為と似ていますが、ここでは自分の感情をざっくり分類します。

基本的には、

 

1、貪欲(求めすぎる心)
2、怒り(不快な感情)
3、妄想(余計な考え事や不安)

 

の3つに分類する事ができると言われています。

 

分類する事で、自分の悩みを理解する事ができます。

・求めすぎる心があるから、今の自分は『不満を持っている』んだな。
・怒りがあるから、今の作業に集中できないんだな。

 

このように気がつくことが非常に大切です。

 

 

善し悪しの判断をしないこと

 

善し悪しを『判断する心』こそ、悩みが発生する原因です。

 

目覚めた者は、人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。彼は、善し悪しを判断しない。判断によって心を汚さない。心を汚す原因も作らない。ブッタは、正しい道のみを説く。かくして、『わたしが』という自意識から自由でいる。

ースッタニパータ(心の清浄について)の節ー

 

判断する心は、多くの悩みや不安を作り上げます。

『自分は何もできないんだ』という判断。
『あいつが悪くて、自分は正しいんだ』という判断。
『完璧でなければいけないんだ』という判断。

 

判断することは、結果として自分自身を苦しめる結果を生みます。
判断することをやめて、自由になりましょう。

 

判断することは『気持ちいい』感情を生むことも確かです。

 

「自分が正しくて相手は間違っているんだ。」
ということが証明されれば承認欲求が満たされて非常に気持ちいい感覚になりますが、それは一時的な感情です。
判断の嵐の世の中の渦に巻き込まれてしまいます。

 

それでは、『幸福』から遠ざかってしまうのは当然ですね。

 

 

しっかりと戻ることを意識する

 

ある程度の方法を学んだら、あとは実生活で活かす練習が必要ですね。
そこで大切なのは、『しっかりと元に戻る』ことです。

 

1日で完璧にマスターすることは150%不可能です。
毎日の修行が必要になりますよね。

 

そこで意識するのは、『しっかりと戻ること』です。

 

自分の感情を確認し、不快に流されそうになった時に、『気が付いて元に戻ること』が大切です。

 

「生きていれば辛いことがあるんやで」という前提に立ちながら、しっかりと自分の感情を随時確認し、元に戻ること。
これの繰り返しが、自分自身の『心』を鍛える方法なのだと思います。

 

是非本書を手にとってブッタの教えを吸収し、自分らしい人生を歩んで欲しいです。

 

 

まとめ

 

 

さて、今回の内容をまとめましょう。

 

まとめ

・人生には辛いことがあるのは大前提
・まずは正しく『心』を理解すること
・判断することをやめる
・しっかりと戻ること

 

以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!!
どこか参考になる部分があれば嬉しいです。

 

けちろー
本書を読む中で、人生を充実させるためには心を鍛えることがすごく大切であることを再認識しました。これから積み上げて行こうと新たに決意をしました。月に10冊程度読書をし、オススメ本を書評にてまとめているので、よかったらフォローよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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