こんにちは、趣味男(hobby___man)です。
今回紹介する本は、岡田斗司夫さんの「頭の回転が速い人の話し方」です。
この本、めちゃくちゃ面白かったので紹介しますね。
こんな方におすすめ
- 人と話すのが苦手な人
- 人前で話す機会が多い人
- 話術を磨きたい人
人間関係を作るのに会話することは避けて通ることは難しいですが、苦手意識がある人が多いのも事実。私もその一人です(笑)
この本の内容を実践しようとするだけで、コミュニケーションがうまくいくようになった気がします。
実際に相手がどう思っているかは分かりかねるので、うまくいっているかどうかは体感になってしまうのが悲しいところではありますが、昔と比較すると落ち着いて話ができるようになったのではないかと考えています。
特に人前で話す仕事にはかなり生きてくる内容だと思いますので、ご一読をおすすめします!
目次
話し方に対する考え方が根底から覆る本。
話し方の本って多く出版されていると思います。
ですが、岡田斗司夫さんの『頭の回転が速い人の話し方』は、それらの話し方の本よりもかなりDEEPな内容だと思いました。
なぜかって言うと、理由は3つあります。
- 『話す時点だけではなくてもう少し長い時間軸で話しているから』
- 『一生使える話し方の本だから』
- 『話し方を手段として、他の部分での目標も達成できそうだから』
それぞれの項目について少しだけお話しします!興味があれば手に取って読んでみて下さいね!
1、話す時点だけではなくてもう少し長い時間軸で話しているから
話している場面にフォーカスしている話し方の本ってすごく多いと思うんです。確かに役に立つ部分もあるんですけど、じゃあ劇的に会話力が向上し、更に人間関係が改善していくかと言うと、そんなことはないんですよね。
あくまでスキル的なところであって、自分の人生をばーーーんと変えていくほどのパンチ力ってないんですよね。
そもそもなぜ話し方が上手くなりたいかって、「人間関係を修復したいから」とか、「セミナーとかでウケる話がしたいから」とかそう言う理由なんですよね。
だから、あくまで話し方は目標達成の手段なのであって、それ自体が目的ではないということです。
この本の良いところは、そこを上手く折り込んでいるところです。他の本とは違い、話す力を向上させるだけではなく、その他の問題、人間関係とか、そういう問題も一気に解決へ導くようなエンジンを積んでいる本です。
例えば、本書の内容のベースとして『ユニバーサルトーク』という岡田さんが考えた造語が出てきます。この造語は、
『いろんな人の意見を聞いて、意見を混ぜ合わせて再構築すること』を念頭に置きながら会話やプレゼンをするという考え方です。
自分の主張をそうすれば通すことができるのか?みたいな本ではないんですね。こういう本が多く出版される中で、人間の気持ちに寄り添うような、かつ自分の意見もしっかり通していけるようなバランスの良い本ってまずないと思うんですよね。
あくまで、相手の意見も取り入れる姿勢が大事であって、さらに自分の意見を変えることも大切。そして、意見を混ぜた別案を考えて再構築する。
これがユニバーサルトークの考え方です。
確かに実践は難しいと思います。ですが、どのように実践すれば良いか具体的なトレーニング方法も載っているのでかなり良心的な本です。岡田斗司夫さん、本当にすごい人ですよあなたは(笑)
2、一生使える話し方だから
この本に書いてあることは、実践するのにかなりの時間とトレーニングが必要となります。
ですが、だからこそ自分の骨となり血となり肉となる。知識としてではなく教養として『話し方』が身に付きます。
本の冒頭に『他の話し方の本がこの本の副読本になる』なんて、冗談みたいなことを言うんですけど、冗談じゃなくて本気だったんだなーと読み終えて分かりました。
そのくらい、一生使えて、かつ自分の人生を豊かにしてくれる武器になる話し方、また話し方に関する考え方を提案してくれています。
3、話し方を手段として、他の部分での目標も達成できそうだから
単純に『話し方が上手くなる』だけではなくて、それに伴って、周囲の人間関係やプレゼン能力、夫婦関係、全ての問題の解決策の糸口を掴むことができます。
『ユニバーサルトーク』という考え方、また『戦闘思考力』というギアの存在。
これらを概念として知っておくだけで、かなり多くの問題を解決することができるポテンシャルを感じます。
私は読み終えた後、良すぎてもう一度読み返しました(笑)時間を空けて何度か読んでみようと思っていますが、それくらい定期的に読み返したくなる本です。
人生の問題を解決するために、この本はかなり役に立ってくれそうです。
頭の中に『ギア』がある?これを知るだけで話し方がすぐに変わる!
私たちの頭の中には『ギア』が存在しています。
『トップギア』『ミドルギア』『ローギア』です。
この3つのギアをうまく使い分けることによって、私たちは今までとはレベルの違うコミュニケーションを取ることが可能になります。
冗談だと思うじゃないですか。これ本当なんです。
私談で申し訳ないんですが、この考え方を知るだけで焦ってしまう場面でも落ち着いて、冷静に話すことができるようになりました。
焦ってしまっていたのは私の頭が『トップギア』状態ですぐにレスポンスを返そうとしていたからで、共感力の高まる『ローギア』に落としてあげると、相手の表情や気持ちを考えながら発言できるので、失言を減らすことができました。
読んだことない人にとっては『は?』だと思うので、気になった方は是非読んでみて下さい。
今の話し方に不安がある人は、必ず新しい発見がありますよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
皆さんの生活改善に役立つ本を紹介していくので、よかったらフォローをお願いします!ではでは!
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