こんにちは、つくるぶ(hobby___man)です。
ハタゴイソギンチャクを導入して約10日間が経過しました。
導入してから7日目に死ぬほど縮んだので、
「あ、終わった」
と思ったのですが何とか乗り越えて現在10日目です。
まだまだ油断できない状況が続きます・・・。
イソギンチャクの最初の関門として、いかに良い個体を手に入れるかがポイントになることは耳にタコができて血が出るほど聞いていたので、多少値段が張っていても国内産のハンドコートで採取したハタゴイソギンチャクにしようと思っていました。
購入した個体は沖縄出身のハタゴイソギンチャクです。値段は送料込みで17000円くらい。
ハタゴイソギンチャクの中だと安い方なんだろうけど、水槽の環境に不安があるビギナーからするとマジで高い。導入してすぐ☆になられると本当にきついっすよね。(笑)
これが自宅に届いた時の写真。この時が一番興奮しますよね。
思ったよりも重かったです。ダンベルが届いたのかと思いました。

水合わせしようと思ったんですけど、無脊椎動物は水合わせ不要みたいですね。むしろ、輸送で水が汚れているので早めに綺麗な海水に入れてあげた方が良いみたいです。勉強になります。
なので、早めに海水にドーンしました。

でっか(笑)
60cm水槽なのに、25cmくらいあるハタゴイソギンチャクを購入してしまいました。完全にイキリ倒しました。
導入の際も、とにかくデカすぎて手で掬い上げることができなかったので、袋の水を限界まで抜いて、水槽の中で袋からスライドして出しました。

デカすぎて壁にべちゃってなっていますね。ごめんな本当に、予算があったら大きい水槽にするから許しておくれ。
目次
導入2日目。粘液が出まくる事件。
導入して2日目に、透明な粘液が出まくる事件がありました。何か鼻水みたいなやつ。人間体調悪い時に鼻水出ますから、イソギンチャクも絶対調子悪い時に出るやつだ・・・と思って絶望してました。
調べてみるとやっぱりあんまり良い傾向ではないみたいなので、原因を調べまくって硝酸塩の濃度とかを調べましたが、硝酸塩はほとんど検出されず問題特定に至らず。
亜硝酸と硝酸塩を調べるキットしか持ち合わせておらず、これ他に原因あるんじゃね?と相当テンパった1日でした。

鼻水みたいな透明の粘液放出中。
眺めていると、「何かイソギンチャクが溶けてるみたいだなー」と思いまして、シンプルに海水が濃すぎて体内の水分持っていかれてるんじゃないかと思って比重を測ったところ、1.032を大きく上回る数字をマーク。(メーターが振り切れてそれ以上は測れませんでした。)
通常は1.020〜1.024が推奨されていますから、ぶち抜いて高い値です。本当にやらかしました。イソギンチャクや珊瑚は比較的高い比重の方が良いみたいですが、これは高すぎ。高杉謙信です。
一気に下げると生き物たちにもダメージを与えそうだったので、1時間に1リットル飼育水を抜いて、1リットル真水を追加するという作業をしました。
その日は頑張っても1.027くらいまでしか下げられず・・・。
いや、どんだけ濃かったねんって話ですよね。
そして、中にいるカクレクマノミ、デバスズメ、ナンヨウハギは全然元気なんですよね。「濃度濃いっすよ!」みたいな動きしてくれると分かるんですけどね、、、。
導入3日目。鼻水止まる。がしかし・・・。
比重を下げたからか、鼻水大放出が止まりました。あざす。
濃度も1.024まで下げることに成功したので、ひとまず濃度に関しては安心です。
ですが、ここでまたトラブルが起きました。
海水の水面に油が浮いてしまっている・・・。汚すぎて写真すら撮ってません。餌の油とかがそのまま浮いてしまっている状態のようです。
普段はそんなことないのに、なんでだ・・・。
調べると水槽が立ち上がってない初期に現れる現象のようですが、一応立ち上げてから1年半くらいは経過している・・・。
原因は、プロテインスキマーのストレーナースポンジの詰まりでした。
海道河童(大)を使用させていただいているのですが、ストレーナーのスポンジにゴミが溜まりすぎて流量が著しく低下しておりました。
ほんと、ちょろちょろ・・・しか海水が循環しておらず。
水面を水槽ぎりぎりまでにしていたので、水の流れに一切気が付かなかったんですね。
ですが、ストレーナー(吸引口)のゴミを取ってあげたら、また通常の流量に戻ってくれました。
それから、水面の油汚れもすっかりなくなったので、改めてプロテインスキマーの効果を実感したところでございます。
そんなこんなで水槽がかなり汚れてしまったので、硝酸塩濃度が約15mg/ℓ〜20mg/ℓまで上昇。
泣く泣く水換えをして、3日目終了しました。
導入4日目から9日目。☆になりそうになる。

導入5日目。
変な形になりました(笑)
なんかすげー形になっているので心配したのですが、特に心配はいらないようです。
一安心・・・。だと思っていたのですが。
7日目にクソほど縮むという大事件がおきました。ショックすぎて写真を取っていません。現実を受け入れられませんでした。
7日間だから、17000➗7日で1日約2500円か・・・。みたいな謎な計算をする始末。
とにかく硝酸塩が悪さをしているのではと思い、水換えをして様子をみました。テンパりすぎてAmazonで硝酸塩を減らす添加剤もポチりました。焦りすぎ。(2日後届きました。)

実際にはまだ使っていないので(添加剤何か怖い)、使って効果がありましたらご報告しようと思います・・・。
8日目に突入し、何事もなかったかのように元のサイズに戻りました。本当にイソギンチャク分からん。9日目も特に危なげなく突破してくれました。気になる点とすれば、触手が細いところが出てきてしまったこと。

分かりますかね、白髪みたいなやつ。果たしてこれがどういう信号を発しているのか、、、。ハタゴイソギンチャクをよく観察しながら気づいてあげるしかなさそうっすね・・・。
10日目。ライトぶっ壊れる事件。
本当に事件起きまくり。
タイマーセットして自動で点灯と消灯するようになっているのですが、ぶっ壊れてライトが点かなくなりました。辛うじて左側のライトだけは点いています。
壊れてしまったのはボルクスジャパンのGrassy Flat60です。便利だったのにな・・・。
この後、天に召されます。みたいな光の当たり方。やめてくれ。

別売りの調光タイマーつければ明るさも段階的にあげていけるし、段階的に下げられるし、便利だったんですが、1年弱の使用で故障しました。
でもね、ボルクスさん悪くないと思うのよ。
多分、蒸発した塩が付着しまくって壊れたと思うのよね。塩害ってやつですねこれ・・・。
本当にみんな気をつけて。普通にショック受けるから。
急遽新しい照明を買わないといけなくなってしまったので、速攻で検討しました。
RedseaさんのLeaf50とか買ったろーかなとも思ったのですが、予算的に厳しいのと、別にそんな良い照明使いこなせないので断念。
ORCAのオプティマスリーフナノかボルクスジャパンのGrassy Wing2の二択まで絞りました。


どちらも2万円前後で購入できるので、ビギナーにはちょうど良い価格帯です。
リーフナノの方が見た目がかなり好みだったのですが、タイマーが自動で切ることはできるけど、自動でONができないようだったので、機能面でWing2にしました。オプションで吊り下げ式にもできるようなので、水槽をサイズアップした時にも対応できそうだったのでGOODでした。
次は塩害が起きないように気をつけます・・・。
まあ、元々ハタゴイソギンチャク買うには照明が弱すぎたので、良い機会だと思ってポジティブに捉えます。むしろ壊れてくれてありがとうかもしれないのでね!
外部フィルターで長期飼育、できるのか?
外部フィルターでハタゴイソギンチャクを育てるというのは非常にハードルが高そうですが、何とか長期飼育できるように頑張っていきます。
丁度3月くらい(あと半年くらい)に新居に引っ越す予定なので、そのタイミングで90cm水槽のオーバーフローにしたいなーなんて考えているところですが、何とかそこまでハタゴさんを持っていきたいところ・・・。
ちなみに今使用している道具は、
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- エーハイム2217
- 海道河童(大)
- エーハイム殺菌灯UV350
- ORCA minute stream2000
- ボルクス Grassy Flat60
こんな感じの器具を使用しています。クーラーは設置していませんが、室内空調28度に設定をして水面扇風機を回せば、最高でも28度までしか水温は上がりません。
いや、28度まで行くんかいって話ですよね。早めにクーラー買ってあげます。魚たちのために。
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それではまた!
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