こんにちは、けちろー(Kechiro1919)です。

 

今回は、めちゃくちゃ有名な本を読んでみました。
アダムグラントさんが書いた、『GIVE & TAKE』という本です。

 

 

誰もが見たことがある本ではないでしょうか。
今回は、この名著についてまとめていきたいと思います。

約400Pにわたる超大作ですので、

 

 

こんな人向けの記事だよ

・読む時間がない方
・そもそも本読むのが苦手で400Pも読めねーよ
・重要な部分だけ教えて!
・書いてあることが分かってから購入したい!!!

 

 

なんて方向けに記事を書いていこうと考えています。

 

GIVE&TAKEの章立てと根底にある主張とは。

 

PART1〜PART9で構成されています。

 

本の目次

PART1:あなたは、まだ「ギブアンドテイク」で人生を決めているのか
PART2:「名刺ファイル」と「Facebook」を見直せ
PART3:チームの総力を活かせる人
PART4:荒野で“ダイヤモンド”を見つける方法
PART5:「パワーレスの時代」がはじまった
PART6:「与える人」が気をつけなければならないこと
PART7:気づかいが報われる人、人に利用されるだけの人
PART8:人を動かし、夢をかなえる「GIVEの輪」
PART9:「成功への道」を切り拓く人たち

 

 

こんな感じで構成されています。

 

書籍のジャンルで分類するのであれば、おそらく自己啓発本に分類される本だと思います。
ただし、自己啓発本とは一線を画している本でもあります。

 

理由は、数多くの実験を元に構成されている、検証済みの信頼性の高いデータが引用されているということです。

 

よくある「私はこうやって成功しました!!!」のような検証数1の全く根拠のない自己啓発本とは
全く違います。

 

なので、どちらかというと論文に近い感覚です。
論文にするならば、

 

「GIVER」が成功する理由と、「TAKER」に搾取されないための戦略

 

こんな感じの題名かなーと。

 

この本の根底にある主張は、
『GIVERが成功する理由は何なのか?』
という疑問を、数多くの実験を通して紐解いていくというイメージですね。

 

そりゃ400Pの厚さにもなりますね。(笑)

 

数多くの自己啓発本を読んでいる人なら読んでいる途中で気付くと思いますが、
多くの本がこの本からデータを引用して書いています。

 

なので、「これ知ってる!!!!!」みたいなことがすごく多いです。
引用されることが多いほど、この本の信頼性は高く、
かつ皆さんの人生のバイブルになっているということではないでしょうか。

 

では、内容について触れていこうと思います。

 

人生の成功者は「ギバー」??それホント??

 

この本の冒頭では、人間を3種類に分類しています。

 

 

人間の3タイプ

・人に惜しみなく与える「ギバー」
・真っ先に自分の利益を優先させる「テイカー」
・損得のバランスを考える「マッチャー」

 

 

このように分類しています。

 

しかし、皆さんの経験上から、「GIVER」が成功するという主張に関しては、
「ちょっと待った」と言わざるを得ませんよね。

 

「人に与えることは素晴らしいけれど、得をするのはテイカーでしょ?成功に近いのはテイカー、もしくはマッチャーじゃないの?」

 

確かにその通りです。
著者のアダムグラントさんもこのように述べています。

 

エンジニアリングの世界では、最も生産性が低く効率が悪いエンジニアは、ギバーだ。(中略)
ギバーは会社全体で、仕上げた仕事、報告書、製図の数は元より、ミス、締め切りの遵守、経費の無駄遣いの点でも最低点をつけられた。(中略)

ベルギーの医学部学生でも同じパターンが見られる。成績のもっとも低い学生が、「人助けが好きだ」とか「人が何を必要としているか思いやる」といったギバー特有の主張に関して、得点が非常に高かったのである。

 

「やっぱりね。」と思う人もいるかもしれませんが、アダムグラントさんは衝撃に事実を目の当たりにします。

 

一番生産性の低いエンジニアはほとんどがギバーである。ところが最も生産性の高いエンジニアも、やはりギバーだったのだ。(中略)
このパターンはどの分野でも変わらない。
最も成績の低いベルギーの医学生は、ギバーであることを示す得点が非常に高いが、「もっとも成績の良い」学生もやはりそうであった。(中略)
販売業でも、一番売上の低い販売員は平均的な販売員よりギバーを示す得点が25%高いが、もっとも売上の多い販売員のやはりそうだった。売上げのトップはギバーで、テイカーはマッチャーより平均50%年収が多かった。

 

このように、「ギバーは成功への階段の一番下だけではなく、一番上の占めている」という事実をアダムグラントさんは発見したのです。

 

 

 

 

『じゃあ、成功者のギバーになるためには何をすればいいの??』という疑問が湧いてきますよね。

 

では、どのようなギバーになれば成功することができるのか、内容に触れながら見ていきましょう。

 

 

 

 

これが分かれば成功者に!ボトムギバーとトップギバーの違いは??

 

まずは、トップギバーとボトムギバーの違いから見ていきましょう。

 

自分自身はギバーではあるものの、他人から搾取されている感満載で
中々自分のことを大切にできていないという人がいるのではないのでしょうか。

 

次の図を見てください。

 

 

 

 

 

この図は本書にも出てく図ですが、注目して欲しいのはこの図の右側の部分です。
「他者志向の成功するギバー」と「自己犠牲的なギバー」に分類されています。

 

「他者志向の成功するギバー」はトップギバー、
「自己犠牲的なギバー」はボトムギバーを指しています。

 

本書で紹介されている検証で、成功するギバーは、

 

トップギバーは、他者の利益追求のスコアが高かったことはもちろんのこと、
自己の利益追求のスコアも高かったのである。

 

と述べています。

 

自己の利益と他者の利益は、一つの座標の両極端に位置するものと思われがちだが、私は調査を通じて、この二つが完全に別個の動機であることを発見した。二つを同時に目指すことが可能なのだ。

 

つまり、「自己犠牲型のギバー」は、自分の利益を追求することはせずに、他人に尽くしてしまい、最終的には燃え尽きてしまします。
しかし、「他者利益志向型のギバー」は、自己の利益についてもしっかり考えていることが分かりました。

 

「他者志向」になるということは、受け取るより多くを与えても、決して自分の利益は失わず、それを指針に、「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決めることなのである。(p255 引用)

 

つまり、他者志向でありながらも、自己の利益を追求していくということが
成功するギバーに大切ということですね。

 

ボトムギバーからの復活劇!ボトムギバー脱却法!!!!!

 

現在、「もしかしたらボトムギバーかもしれない・・・」という人は、大丈夫。安心してください。
本書では、ボトムギバーから抜け出す方法に関しても触れています。

 

ギバーが燃え尽きる原因は?

 

まずは、なぜギバーが燃え尽きてしまうのか原因を見ていきましょう。

 

ギバーが燃え尽きるのは、与えすぎたことよりも、与えられたことでもたらされた影響を、前向きに認めていない事が原因なのである。
ギバーは、与えることに時間とエネルギーを注ぎ込みすぎるせいで燃え尽きるのではない。
困っている人をうまく助けてやれないときに、燃え尽きるのである。(p264引用)

 

つまり、自分がなぜこの仕事をやっていて、これをやることによりどんな人が助かるのか。
という目的を意識する事ができれば、ギバーが燃え尽きることはないということです。

 

仕事や、普段の行動で中々やりがいが見つけられないという人は、
「この行動が果たして誰のためになるんだろう」と目的について考えてみてください。
明確に助かる人が思い浮かぶのならば、きっとそれが頑張る原動力になってくれるでしょう。

 

人助けはまとめてやる

 

 

他人のことだけではなく自分自身のことも思いやりながら、他者志向的に与えれば、心身の健康を犠牲にすることはなくなる。(p267 引用)

 

 

つまり、計画的に人に与える事ができれば、私たちは自分自身の人生の幸福度をあげていくことができます。

 

本書はオススメしている方法は、「まとめて人助けをするという方法」です。

 

1日に一つずつ与えるよりも、1日に5つまとめて与えた人の方が幸福度が増した。

 

という実験結果があるようです。

 

この件について、パーロウ教授が提案して実行した「自己犠牲タイプのギバー」を「他者志向型のギバー」に変えた実践例を紹介したいと思います。

 

仕事が終わらずに夜遅くまで残って仕事をしているエンジニアの一番のストレスは、「ほかの人の仕事を手伝って自分の仕事が終わらないこと」であった。
そこで、午前中は静かに自分の仕事をする時間にし、午後は色々な人を手伝ったり、質問したりして良い時間にした。すると、仕事時間も短縮され、納期までに自分の仕事が終わるようになった。(p270 引用 多少変更)

 

人助けをまとまった時間に行なうことによって、自分自身の仕事を遂行する時間を確保することができ、人助けも上手く行うことができたという成功例です。

 

自分の職場でも応用できそうですね。

 

完璧までとはいかないまでも、出勤時間1時間前にきて、
この1時間は自分の仕事をする!というようなやり方をしても
いいかもしれません。

 

与えすぎはNG!年間100時間を目安にするとGOOD!

 

年間百~八百時間ボランティア活動をしている人は、年間百時間未満、もしくは八百時間以上ボランティア活動をしている人よりも、幸福度と人生への満足度が高かった。ところが、ボランティア活動も100時間を超えると、全く意味をもたらさなかった。これが、ボランティアの100時間ルールなのだ。

つまり、年間100時間程度のボランティアで、幸福感が増幅し、大きなパワーを得ることができるということなのです。

 

年間100時間を週単位にすると、週2時間程度になります。

 

これくらいなら、できそうな気がしますよね。

 

仕事とは全く違う分野でのボランティア活動を実施すれば、
また違った学びがあるかもしれませんし、新しい繋がりを獲得することもできそうですよね。

 

現代の人に足りないメンタリティ!?「自己犠牲」から「楽しみ」へ

 

(心理学者のネッタ・ウェリンスタインとリチャード・ライアンは、与えることによって気力が回復するのは、義務感からするのではなく、楽しく有意義だと感じる場合に限ることを証明した。)

おそらく、人助けをするときに、「義務感」から人助けをする場面もありますよね。人助けをしないと、自分がひどい人間だ。と思ってしまうことがあるからです。

 

 

しかし、ウェリンスタインらは、人助けそのものは、気力の高低に関係していないことを発見しました。

 

はるかに重要だったのは、「人助けをする理由」だったのである。

目的意識を持って楽しいから人助けをした日は、かなり元気が増したように感じていた。この理由から人の役に立つことをすると、自律心や達成感、他人との結びつきが高まるため、元気が出るのだ。

 

仕事をしていると、どうしても「義務感」という束縛からは逃げることは難しいですよね。

 

「義務感」からは、どれほど与えても自分の気力が回復することはありません。なので、「自分はなぜこの仕事をやっているのか。」「この仕事がどのような人の役に立つのか」という理由の部分を考えることができるようになると、ある程度は楽しく仕事ができるようになるかもしれません。

 

自己犠牲ギバーの特効薬!燃え尽きないためには〇〇する!

 

自己犠牲のギバーは、ある特徴があります。

 

それは「人からの支援を受けることに居心地の悪さを感じる」ということです。

 

自己犠牲タイプのギバーは他者志向のギバーより助けを受けることがはるかに少ないことを発見しており、そしてそれは、精神的にも肉体的にもダメージを及ぼすことがわかっている。

 

 

「ぎく!!!!」とした人が多いのではないでしょうか。

 

「ぎく!!!!」としたあなた、あなたは自己犠牲型のギバーで
仕事でも苦労をしているかもしれません。

 

そんな人は、是非周囲から支援を受けることに対して積極的になってください。

 

周囲からのサポートを受けることこそ、燃え尽き防止の強力な特効薬だということだ p278引用

 

周囲からの支援こそ、燃え尽き防止の特効薬となるのです。

 

居心地の悪さを感じるかもしれませんが、是非周囲の人を頼ってみましょう。

 

 

 

 

注意!ギバーがテイカーに搾取されないためにする方法

 

ギバーが持っているテイカーやマッチャーよりも卓越した能力があります。

 

それは、「共感性」です。

 

 

この共感性のために、ギバーは多くのことが制限されてしまいます。

 

「このことを言ったら傷つくだろうな」
「悪いことだと思うけど、本人に言えない」等の
可愛そうで悪人でも裁くことができない。ということがあります。

 

そんなときは、違った方向にこの共感性を働かせましょう。
それは、「相手の考えていることを推察して行動する」です。

 

共感能力が高いギバーは、人が考えていることを推察する能力もずば抜けています。

 

コロンビア大学の心理学者アダム・ガリンスキーによる研究では、採用担当者は無作為に「共感」グループと「人の視点でものを見る」グループ、対照グループの三つに分けられた。
共感グループは、求職者が感じていること、どんな「感情」を経験しているかを想像するように指示された。
それに対し、人の視点のグループは、求職者が考えていることと、相手側の「利益」について想像するよう指示された。対照グループはどちらの指示も受けなかった。(中略)

人視点グループの採用担当者は、求職者ほどボーナスや諸手当に関心がなかったので、ボーナスと諸手当をアップすることを条件に、給与については譲歩させることができた。結局、人の視点グループの40%が双方にとって最も望ましい合意に達し、一方、共感グループと対照グループはわずか17%だった。

 

共感能力では、相手の感情に目を向けすぎてしまうために交渉はうまくい気ませんでしたが、相手の考えていることを推察することによって、交渉がうまくいく確率がぐんと上がりました。

 

双方の利益が対立する短期間の交渉においては、相手の心ではなく頭の中に注目することで、大いにギバーの有利になる。

 

共感性は非常に大切ですが、交渉においては相手の考えていることを汲み取ることで対応していきましょう。

 

超有名!テイカーと付き合うときは「しっぺ返し理論」

 

数多くの書物で紹介されているゲーム理論なので、知っている方も多いと思います。

 

知らない人のために簡単に解説すると、

 

最初は協力的な態度に出て、相手が張り合ってこない限り、その態度を維持するが、相手が張り合ってきたら、同じように張り合うことで態度を合わせる。これは、多くのゲーム理論トーナメントで広く認められているマッチング戦略である。(引用 p308)

 

つまり、明らかにテイカーであると判断した場合、マッチャーとしてその人物に対応するということです。

 

しかし、常にしっぺ返しをするのではなく、

 

良い行いは決して忘れず、悪い行ないを時々大目に見る。(中略)
寛大なしっぺ返しでは、三回に二回は張り合うが、三回に一回は協力的な態度で応じるのである。(p309 引用)

 

寛大なしっぺ返しこそ、人間関係において最強の戦略であるということが言えそうです。

 

ギバー特有の最強の交渉術とは

 

仕事上、交渉して契約を取らなければいけない場面がありますよね。
先ほども申し上げたとおり、ギバーは「共感性」が非常に高いので、
交渉に関して苦手意識を持っている人がほとんどです。

 

しかし、考え方を変えるだけで最強の交渉術を手に入れることができるのです。

 

それは、「自分のためではなく、他人のために交渉していると考える」ということです。

 

つまり、昇給に関しての交渉をしている場合、
「この交渉は自分の地位名誉のためではなく、家族や子どものために交渉しているんだ」
と考えて交渉するということです。

 

女性上級管理職は、自分より他人のために交渉した時のほうがはるかにうまくいった。(p 317 引用)

 

もしも、自分の利益のための交渉が苦手だという人は、誰かのために交渉しているんだ。という気持ちで
交渉の場に臨んでみて下さい。

 

他の人の代理人として振る舞うことは、ギバーとしての自己イメージと社会的イメージを保つための効果的な方法なのだ。(p 319 引用)

 

 

GIVE AND TAKE まとめ

 

さて、ズラーーーーーっと要点をまとめてきましたが、
最後におさらいしましょう!!!!!

 

まとめ
・ギバーにはトップギバーとボトムギバーの両方が存在する。
・ボトムギバーは、困っている人をうまく助けられないときに燃え尽きる。
・トップギバーになるためには、利他的なだけではなく自分の利益についても
しっかりと考える。(自分も大切にすること!)
・まとまった時間を人助けに当てる。(年間100時間がベスト。)
・義務から人助けをするのではなく、人助けをする目的を考える。
・燃え尽きないために、「人からの助け」も十分に受けること。
・共感性は、「感情」ではなく、相手が何を考えているか推測するために使う。
・テイカーには「寛大なしっぺ返し」で応戦する。
・交渉では、自分のためではなく、他人のために交渉していると考える。

 

分からないところは本文にちょっとだけ戻ってみて下さい!
そうすれば、内容を思い出すことができるはずです!

 

今回は、名著の『GIVE AND TAKE』をまとめてみました。
紹介できていない部分に関してもかなり内容が濃い本ですので、是非ご一読して欲しいです。
仕事や人間関係で役立つ情報が詰まった宝箱のような本なので、仕事や人間関係改善の何かヒントが
欲しいという人にはドストライクの本です!

 

 

 

 

けちろー

本の内容を要約したり、メンズ美容に関しての情報発信をしています。
皆さんに有益な情報をお届けしたいと思いますので、是非フォローをよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

全部そこそこ人間▶︎元国体バスケ選手▶︎横国卒▶︎社会人1年目でメンタルブレイク▶︎ブログ始める▶︎人生変わる←イマココ▶︎強みは感謝ができること(VIAより)▶︎目標は会社の縛りから解放されて自然の中で暮らすこと▶︎科学的に人生を変える方法を発信してます。▶︎論文を中心に毎日読書してます。